2018年4月4日水曜日

ブロガーミーティングで聞いたeMAXIS Slimの新商品














三菱UFJ国際投信さんが開催する
ブロガーミーティングに参加しました。

<参考 三菱UFJ国際投信さんのブロガーミーティングに参加!

今後設定される『eMAXIS Slim』の新商品も
お話を聞くことができました。

eMAXIS Slimの新商品


新たに3月19日に設定された『eMAXIS Slim 全世界株式
(除く日本)』、4月3日に設定される『eMAXIS Slim全世界株式
バランス(3資産均等型)』の紹介がありました。


『eMAXIS Slim全世界株式バランス(3資産均等型)』の
3資産均等とは、国内株式、先進国株式、新興国株式の
3つの資産クラスに3分割(約33.3%ずつ)で
運用します。全世界に投資するバンガード社のVT
(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)の
日本の割合は8.4%なのに比べると日本への配分は大きいです。

ホームアセットバイアス


ミーティングでは『日本人が日本株の比率は少なくていいのか。
年金は自国の比率が高い。』などと説明されていました。

後で調べると、自分の住んでいる国の投資割合が外国の割合より大きくなる
現象を『ホームアセットバイアス』というそうです。

ニッセイ基礎研究所のサイトに『ホームアセット・バイアス』が
生じる要因の記事がありました。

ホームアセット・バイアスが生じる要因より~

『ホームアセット・バイアス』が生じるには、
4つの要因が考えられるのだそうです。

(1)情報収集コストの存在
(2)情報の非対称性
(3)行動経済学的な要因
(4)為替リスクの存在

新興国株式になると、どんな株式なのか調べるのも大変で、
コストが必要というのは分かります。インデックスファンドで
投資していると、個人的に調べることはなく、情報収集コストは、
信託報酬に現れてくることなのでしょう。4つの要因で
為替リスクだけは何となく分かりそうですが、日本株式で
多めに運用するというのはいまいち分かりませんでした。

時価総額ウェイト


また、『時価総額ウェイトが本当にいいのか?』『新興国が少ないのでは、
これから伸びる?もっと配分を多くてもいい?』というような事も
話されていました。

僕は、VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)を参考にして
資産配分を決めました。時価総額ウェイトです。

<参考 資産配分と資産運用方法を修正しました。

定期的にリバランスをして資産配分を維持しながら運用してきました。
でも必ずしも時価総額でなくてもいいかなぁと思ってきて、
時価総額を目安におおまかな配分で運用を続けています。

<参考 2017年2回目のリバランスをしました。

バランスファンド


バランスファンドというのは、株式や債券という異なる資産クラスに
配分を決めて運用する投資信託で割合に応じてリバランスしてくれます。
リバランスしても投資信託の中で行われるので税金もかからず、
ほっておいても勝手に資産運用してくれる便利な商品です。
『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』になると、
国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、
新興国債券、国内リート、先進国リートと8種類の資産クラスで
8分割(12.5%ずつ)で運用しています。

国内債券


僕は、バランスファンドでなく各資産クラスごとにバラで購入しています。
国内債券の投資信託は持っておらず、理由としては、日本は国債を
日銀が購入を続けており、継続してもらえるうちは、金利が低く抑えられてますが、
この先いつどうなるのか分からないので運用していません。
個人向け国債は価格変動が無いので購入しています。
バラでも購入してないのに、バランスファンドで運用することはないです。

山崎さんの記事にも書かれています。
5番目の『(5)現在の環境での債券部分』です。

<参考 初心者向きはウソ。バランスファンドの7つの注意点

リバランス


リバランスはどのくらいの頻度か考えたことがあります。
頻度が多くなると運用がよくなるかというと、そうでもないようなので、
バランスファンドのように配分をキープするために、
常時リバランスするのでなく、バラのファンドで半年に1回くらい、
行った方がいいと思いました。

<参考 資産運用って、どのくらいの頻度でリバランスします??

アセットアロケーションは確定拠出年金や持株会も含めて投資資金全体で
決めています。一部だけバランスファンドを購入しても、運用が楽かというと
そうでもないだろうというところもあります。

eMAXIS Slim全世界株式バランス(3資産均等型)


ということを考えて『eMAXIS Slim全世界株式バランス
(3資産均等型)』はどうかというと、国内債券に投資していないし、
時価総額でなくてもいいと思うので、国内株式、先進国株式、新興国株式の
3つの株式資産クラス分散して運用しているのはいいと思います。
ただ、投資資金全体で資産配分を決めているところもあるので、
やはり、それぞれバラの商品の方がいいですね。

なので、『eMAXIS Slim新興国株式インデックス』は継続して
買付運用をしようと思います。
今回、お話を伺うことで、コストの削減に努力して頂いて、
今後も頑張っていこうという想いがよく伝わってきました。


<続く ブロガーミーティングは懇親会も面白い。








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